2010.09.13

演劇ワークショップ

いよいよ今日から冬学期の勤務スタート。そして、早速18時からイベントの運営。ということで、午前中は自宅で仕事をしてから午後に出勤。今シーズンは隣の席の同僚も非常勤があるせいか月曜日はいなくて、何となくがらーんとしたオフィス。

今日の収穫は何といっても、夕方から運営補助兼参加した演劇ワークショップ。僕は元々芸術の領域で言うと視覚芸術に対する親和性が高いので、今まで実は演劇系のワークショップに参加したことがなかった。このワークショップはある南米の劇作家が書いたある種のハウツー本の翻訳と並行しているのだが、その翻訳と並行してその手法の実践における意味を検討するために定期的に開催されている。

主目的は違っているとしても、そのワークショップは言語を全く必要としない合意形成の一つの手法としても理解できるものだ。ひたすら身体を用いたイメージの連鎖だけに基づいて、あるイメージに対する参加者の合意を形成していく。まあ言葉ではまさに伝えにくいのだが、言語による合意の形成の過程では、個々の参加者の微妙なスタンスの変化とその関係性を俯瞰的に見ていくことが難しいんだけれども、身体による表現は、実際に手の向きや体の姿勢が連動して変化していくことで、参観者全体の合意形成の流れに集中しながらも、全体像のなかでの個々人のニュアンスの変化がすごく見やすい。

これだけではなくて、色々と気付きのあるワークショップだった。来年度は締めなので忙しいと思うが、付き合い方を覚えてきたせいもあるけれども、今いる職場のいいところを上手く吸収できるようになっている気がする。

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