2011.06.23

やっと一息

つけるようになりました。昨日AITでのレクチャーを終え、この5月末からの怒涛の3週間を何とか終えることができた。

まあ話の導入は昨日からの話でいいんだろうと思うが、かなり意識的にメディア史の視点から、美術館の歴史を掘り下げるという作業をしてみたし、怪しいところもあったけれども、全くキュレーティングの話とつながっていなかったということもなかったのではないかなと。お金もらってする仕事としては、内容面では問題ないと思うんだけれども、話すのが早いのはちょっと…。微熱気味だったので、内心体調が不安だったんだろうなと。僕も、意識して話すスピードは遅くしないといけないんだけれども、一方で何度か話すなかで聴衆も僕のペースをつかんで頂くしかないですかね。こればかりは。

ということで、書類書いたり、学会発表したり、レクチャーしたりということで、人生でも最大のボリュームでミュージアムについてこの一月話をしたり、書いたりしてきた。素朴な感想としては、しばらくミュージアムについて考えたくないなと(苦笑)。まあ、実際7月に入るとかなりまた文章を書く必要があるから、一週間ぐらいは少しゆっくり研究周辺関係の書籍を読みたい。ということで昨日は7割方読み終えた、フリードバーグのVirtual Windowを持って帰ってきた。この一月で分かったことは、僕の基本的な論調だとミュージアムについて論じれば論じるほどミュージアムが不要であるというある種の矛盾かな。

まあ、僕はミュージアム研究者としては珍しく、ミュージアムがあってもなくても研究自体は続けられるという方法論的な枠組みなんだけれども、博論以降のことを考えると、どこかで僕はあまり入り込みたいとは思わない「今後美術館はどうなるべきか?」という「べき論」論争や、作品論との関係でミュージアムを論じることも必要なんだろうなとは思っている。それなりに今の僕の議論を美術畑の人が聞くと面白いだろうとは思うんだけれども、僕の面白さは視点のズレなので二回目以降はあまり効かなくなるのは百も承知だしね。これで普通に作品論書かせても面白いという話になるのであれば、より声をかけて頂きやすくなるだろうし。

とはいえですねえ、7月にももう一件、声をかけて頂けそうなので、まずは時間を作ってまたインプット作業に勤しみ次の機会を待とうかなと。そうそう、改めてAITのスタッフの皆さんに感謝なのと、レクチャー参加者の方で話をしてみたいという方は、AIT経由でもこちら経由でもお気軽に連絡くださいませ。

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