2012.12.24

Million hugs to you, my friends!

今回は極めてプライベートな内容。まあ、一通りNY日記書いたし、広島県立美術館についても書いたので個人的なこともたまには書いてしまえと。年明けに二本ほど原稿がアップされるはずなので、また改めてご連絡差し上げさせて頂ければと。

12月に入ってから先週しばらく人と食事をすることが続いて、上記のことについて本当に感謝する日々であありました。僕は元々中高一貫校で、高校から原則新たな学生をとらないので、本当に6年間多感な時期を同じ仲間と過ごすという、幸運でもありやや閉じた環境を経験してきたと言えるわけです。特に、部活は中高で最も多くの時間を過ごした仲間で、正直大学卒業する頃には、もう彼ら以上に何でも話せる仲間や友人てできないのかもなと内心思っている時期も。何も言わずに忘年会の日時を固定しているとか、そうそうあるもんではないだろうし。まあ、そう思うようになってしまった一因は、大学での友人が少なめだったということはあったと思う。大学を卒業してからも本当に定期的に連絡をとる仲間って、専門課程、サークル、バイト先とそれぞれ数えるほどだし、特に所属学科で全くアカデミズムから離れた連中が何をしているのかあまり知らない。

ところが不思議なもので、1年しかいなかった会社で知り合った同期の方とは頻度は少ないなりに未だにつながっているし、大学院の同期や同い年(大学院の場合はこれはあまり一致しないわけで。)の仲間とも、本当に最近飲みに行ったりするとその安心感と楽しさといったら言葉になりません。また、展覧会の仕事を通じて知り合った仲間や、アートプロジェクトで知り合った仲間とも、直接一緒に仕事をしていたのは数ヶ月単位だと思うのですが、その後もずっと家族のように付き合えているのも正直理屈としては良く分からないのですが、少なくともこちらは一方的に愛しまくっているのです。

結局最近思うのは、ヒトとの関係性って過ごした時間の多寡じゃなくて、過ごしている時間の質なんだなと。お互い誠実に付き合っていると、不可逆的な時間がそれをいつの間にか財産に変えてしまうという。ということで、まあ今年のまとめ的なポストするかどうかは分かりませんが、少なくとも今日は自身の持つ素晴らしい出会いに対する幸運と、頼りない僕に付き合ってくださる同輩、先輩、後輩の皆さんに今年1年の感謝の気持ちを伝えたいと強く思うのでした。

I would like to give you million hugs, my friends!

«
»