2013.01.20

新年のあれこれ

結局色々と立て込んでしまい、年末に挨拶することも無く、年始に何か目標を伝えることもなくなし崩しに最初の3週間を終えようとしている。まあ簡単な新年のご挨拶と近況など。

年末から年明けはのんびりと家族で温泉地で過ごす。年末29日は恒例の中高の部活のメンバーでの忘年会。今年は部活の後輩が今回の衆議院選挙で当選したらしく、いつもの横浜では無く彼の選挙区で祝杯。29日の22時前ぐらいにご本人は到着されたのだが、「本日4件目の忘年会」とのこと。胃腸の弱い僕は、分刻みのスケジュールで仕事をしなくてはならないアメリカ大統領にも日本の首相にもなりたくはないのだが、議員さんもたいして変わらないのだなと。金融系の出身の議員さんだったこともあり、同期の外資系の金融マンらとの話に花が咲いていた模様。

そのうえで年末年始はうちや従兄弟の家族と過ごしたあとは、ちょっと節目になる仕事があったので、3日あたりから1週間ぐらいは根詰めて仕事。この間の息抜きになったのは正月のスポーツ。東海✕筑波のラグビー、ライスボウルと近年希に見る興奮する試合だった。その仕事を終えてからは、少し気も抜けたせいか、風邪気味でイマイチ研究も、事務仕事も本調子では無い感じであった。

そのなかで気分転換に、東京都現代美術館に久しぶりに足を運んでみた。「MOTアニュアル」は、今まで僕が見てきたなかでは少し好きになれない感じの展示だった。過剰にハイコンテクストというか。それはもはや専門家や好事家がであればわかる内向きのコンテクストですらなくなりつつあって、これを美術館で見せられてもという感じだった。「アートと音楽」はうってかわって展覧会としてはよくまとまっていたと思うけれども、かれこれ15年以上サウンド・アート関係の展覧会を見続けてきているせいもあってか、既に評価されている作家の作品は既視感が強かった。まあでも一方で、1997年ぐらいから2000年ぐらいって、ちょっと最近の雰囲気からするとかなりサウンド系の展覧会が多くて、それが一段落してしまっている印象はあったので、初めて見るというような来館者にとっては楽しい展覧会だったのかもとは思う。そういえば、嵩張るのが嫌で、ついつい招待状の封筒を捨てて中身だけ持って歩く習慣があるんだけれども、封筒そのものがないと展覧会に入れてもらえなかったりすることがあるんだよねと。せっかくご好意で招待状を頂いているので封筒もとっておかなくてはと、よう分からん反省を。

最後にまあとにかく僕はマイペースな質なので、特に僕自身急に変わったりするようなことはないと思うのですが、今年も一つ一つ自分がすべきことと、したいことと真っ直ぐに向き合えればと思っております。引き続きよろしくお願いいたしますとともに、皆さんにとっても新しい一年が素晴らしい一年になりますよう心から願っております。

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