2013.04.28

blue and foggy

GWが目の前にぶらさがっていたということもあり、先週は久し振りに映画を見た。とはいっても、自発的に見に行ったというよりは、待ち合わせまで時間があったのでふらっと新宿武蔵野館に入ったという方が正しい。

(写真掲載不可でしたらご連絡下さい。削除いたします。)

カラックスとかクローネンバーグの映画もやっていたのだけれども、敢えて石川寛の『ペタルダンス』を見た。ほとんど偶然なのだけれども、この人の映画僕は全部見ていて(あまり監督を意識したことはない)、最初のシーンみた瞬間に『tokyo.sora』の人に違いないと思ったらドンピシャだった。この人は、確か元々CFの作家だと思うんだけれども、『嫌われ松子・・・』の中島哲也なんかとは正反対のタイプで、基本的に落ち着いているんですよねえ。話も淡々としていて、それでいてとにかく女優を綺麗に撮る。

一作目の『tokyo.sora』では、まだ女優としては評価の定まっていなかった井川遙と板谷由夏。『好きだ.』では、宮崎あおいと永作博美がキャスト。今回は、宮崎あおい、忽那汐里、安藤さくら、吹石一恵だった。この人の作品は今までは、とにかく画面が青いなあという印象だったんだけれども、今回は比較的露出を意図的にコントロールしている感じで、青いという印象に加えてザラッとした画面の感じ。内容的にはかなりセリフを切り詰めたロードムービーなので、最初の20、30分は先行き不安な感じなんだけれども、終わる頃には若干のカタルシスがある。前半乗り越えられるかどうかで、評価がはっきり分かれそうな作品。僕個人としては、はっきりとまた一段階階段登ったなって感じの映画だった。

今回一番綺麗に撮ったなあと思ったのは吹石一恵さん。あまりテレビドラマとか見ないので日本の女優さんはピンと来ないのだけれども、手の甲から指先のラインがものすごく美しい女優さんだと思った。映画でも絵画でもそうなんだけれども、僕は所謂「女性らしさ」を一番「手」に感じる人なので、カメラ素晴らしいなと思わされました。という珍しい映画鑑賞のお話し。

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