2014.11.24

第9回KoSAC「gnck「画像の問題系 演算性の美学」合評会」のお知らせ

KoSACのお知らせだよ!今回は、gnckさんの美術批評の合評会です。久し振りにやや硬派なイベントですので、お誘いあわせのうえご参加下さい。また今回は会場の都合から、原則事前申込をお願いしております。さほど広い部屋ではありませんので、ご興味のある方は早めにご予約頂ければと思います。

「KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture、通称コサック)」では、大学の街でもある「国分寺」を拠点に「社会」「芸術」「文化」などをテーマにしながら、毎回ゲストをお呼びしてお話を伺う機会を設けております。

その第9回目として、雑誌『美術手帖』(美術出版社)の第15回芸術評論で第1席を受賞したgnckさんをお招きし、「画像の問題系 演算性の美学」の合評会を開催します。また評者として、ロバート・ステッカー『分析美学入門』(勁草書房、2013年)の訳者でもある森功次さん(日本学術振興会特別研究員)をお招きします。今回はお二人をお招きして、日本における美術批評の展開と美学芸術学のこれまでの議論とがどのような関係を持っているのか(または、そもそも別のことなのか)といった点などを議論していく予定です。みなさん、奮ってご参加下さい。

gnckさんの専門はキャラ・画像・インターネット研究で、2011年3月に武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業されております。これまで関わられた企画展としては「JNT×梅ラボ 解体されるキャラ」(2009年)、主な批評には「ビットマップとインターフェイスの美学」(『ニコちく ニコニコ建築の幻像学』2013年)、「二艘木洋行個展 プロミスフレンズニアレストネイバーランド前」(『美術手帖』2014年12月号)などがあります。

また森功次さんの専門は哲学・美学で、『分析美学入門』の翻訳の他にも、「ケンダル・ウォルトンのフィクション論における情動の問題――Walton, Fiction, Emotion」(『美学芸術学研究』29号、2010年)、「作品の倫理性が芸術的価値にもたらす影響:不完全な倫理主義を目指して」(『批評理論と社会理論〈1〉』叢書アレテイア13号、御茶の水書房、2011年)、「芸術は道徳に寄与するのか――中期サルトルにおける芸術論と道徳論との関係」(『サルトル読本』法政大学出版局、2015年1月刊行予定)などがあります。

なお、当日までに以下のサイトを読んで来られることをお勧めします。それから今回は会場の都合により、参加を希望される方は、事前にメールでのお申し込みをお願いしております。

・gnck「画像の問題系 演算性の美学」

http://www.bijutsu.co.jp/bt/GH15_kekka.html

http://togetter.com/li/720485

http://d.hatena.ne.jp/kno_apm_kgd/

http://hidari-zingaro.jp/2014/10/event_report_tmoc/

・ロバート・ステッカー(森功次 訳)『分析美学入門』

https://sites.google.com/site/bunsekibigakunyumon/home

http://researchmap.jp/morinorihide/

■日時:2014年12月20日(土)16:00~18:00

■場所:東京経済大学 第四研究センター4階4422研究集会室

国分寺キャンパス正門を入って直進。突き当たり右側にある図書館の4階です。入口は図書館とは別になっていますので、図書館を正面にして左側に「第四研究センター」と書いてある入口からエレベーターで4階に上がって下さい。上がると4階に地図があります。そこで4422研究室の位置をご確認下さい。構内の地図は以下のURLをご参考になさって下さい。

(URL: http://www.tku.ac.jp/campus/institution/kokubunji/)

■話題提供者:gnck

■評者:森功次(日本学術振興会特別研究員)

■司会:加島卓(武蔵野美術大学ほか)、光岡寿郎(東京経済大学)

■参加方法(会場の都合で、今回は事前に参加登録をお願いします)

(1)お名前(2)ご所属(3)自己紹介を140字程度で joinkosac@gmail.com までお送り下さい。

■問い合わせ

joinkosac(at)gmail.com (atを@マークに変えて下さい。)

■URL

http://d.hatena.ne.jp/oxyfunk/

https://toshiromitsuoka.com/

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