ということで今週日曜日から完全に風邪気味でした。1月の半ばに職場の国際シンポジウムが終わった後は、いよいよ期末に向けて残った仕事を手当たり次第片づける日々が続いている。思い出したことをつらつらと。
といっても特に何もしていないからなあ。そういえば1月の3週に博論の発表をしたのだが、結構きついことを言われていた気がする。D1の学生さんにも、これ歴史社会的に再構成できてないですよ的なコメントを頂いたりして。1週間ぐらい経って漸く客観的にあの場での議論を振り返ることができるようになっている。最近局地戦をすることが多かったこともあって、大きな論文の大きな構造を考えることが難しくなっていたんだなあと。入口、出口のことをあまり考えず、まず書けるところから書いて修正を入れるという大方針なので、批判をもらった部分は弱いところが弱かったのを客観的に認識したということだと思う。従って、やはりすべきことは一緒であって、書きながら考えるしかないと。書かない限りは議論にもならないし、直しようもない。元々自分に喝を入れるための発表だったので多くの方にコメントを頂いて心から感謝している。賛否関わらず、コメントが多いということは決して悪いことではないので。
翌週は、職場とは関係ない自分のプライベートな事務仕事があって、職場を終えてからはその仕事にかかりっきりだった感じがする。漸く終わって少しゆっくり博論に戻ろうかなあと思っていたところ、風邪にやられたのである。結構調子悪くて、勝手にインフルエンザを期待したが、医者にその恐れなしと。どいういうわけか僕は体では熱を感じても、検査上の熱は低い。おととし本当にインフルエンザに罹ったときも、最高で37.4度だった。と、風邪を引きながら最初の一月を終えてしまった。