2020.06.30

アートで儲けたくない国を生きる

ここのところ少し自律神経のコントロールが上手くいってない感じで、一晩に3,4回平均で起きていたり、気の向かない仕事をいつも以上に後ろに回すクセがついたり、少しおかしいなと思っていたので、久しぶりに日曜日は完全にオフ日にした。

外国語の論文読む気にはならないが、電子的な画面と向き合いたくなかったので、新書程度の書籍を2冊読んだ。1冊は朝日新書の『テレビ最終戦争』、もう1冊はGakkenの『日本のアートマーケットが1兆円になる日』。端的に両者に共通するのは、今だから読める本なので2022年ぐらいには歴史化される本であることと、もう一点は産業的な視点から書かれているということ。 (さらに…)

2020.06.23

もしも本当に日本に芸術文化の火が灯るのなら

昨日、現在少し話題になっている独立系の映画会社の元社員の文章を目にした。その会社のニュースに触れた時、僕自身はそんなものだろうと何の感情もなくただ受け入れた。それは、映画に無関心だからではなく、もう無感情ではないとしんどいからだ。僕が心底あきれ果て、絶望しているのはファインアートの業界だが、映画もアニメーションもその産業の固有の事情はあれ、似たような労働環境であろうことは想像できるからだ。「やりがい搾取」なんて表現はキャッチ―過ぎてバカバカしくて、要は働いている本人たちは気づいていないだけで、多分ただの地獄である。 (さらに…)