という変なトピックで書いてみようとふと思い立つ。というのも、かなりの書籍を自宅に戻したせいで、にっちもさっちもいかなくなっているなっているからである。
仕事の効率性から言えば、間違いなく研究用の書籍を優先してしまえばいいのだとは思うんだが。ちなみに僕の現在の書籍収納スペースは、IKEAの最大BILLY5機と幅狭めBILLY1機体制である。それ以外に、コピー論文用にやはりIKEAの120センチぐらいのファイリングキャビネット×2の収納を利用している。
そもそも昔は書籍はどうしても手元におきたい本に限定し、チャプターベースのものはコピーで済ませていたのだが、幸いこの数年多少書籍買うぐらいのお金は渋らなくても良くなったので、一冊丸々研究用に使わなくても、30%ぐらい必要だと思えば購入するようになっており、結果として書籍が膨大に増えた。例えば、英米圏で発行された社会学、メディア研究系のミュージアム論などは大学図書館にひけをとらないわけである。そのせいもあって、個別論文用に購入して当分使うことがないだろうなあという本は、順次自炊→電子化を始めているのだが、それなりに自炊作業も時間を取るのでせいぜい一月に一日まとめて電子化ができればいいぐらいの話である。
それ以外に、書棚に入るものは、小説、マンガ、DVDというわけ。自分が毎日生活する部屋なので、正直学術書だけだと息詰まって仕方ないので、どうしてもこの三者には一定のスペースを与えたいと思うわけである。小説の場合にはまあそんなに負担にはならなくて、そもそも文庫でしか買わないので、気に入ったものは残し、一読してまあいいや的なものはすぐにブックオフへ。なので、常時小説は100冊~150冊ぐらいにキープしている。昔買ってからいまだにこの10年以上の選別過程を生き残っているのは、梶井基次郎の『檸檬』とか中島敦の『山月記』とかだろうか。吉本ばななの『白河夜船』なども好きだったのを懐かしく思い出す。
そして、近年最大の懸案となっているのがマンガとDVDである。特に、20過ぎまでマンガとアニメはほとんどみないタイプだったのだが、むしろ20代後半ぐらいから積極的に見たり、読むようになったのでその手の単行本とDVDをいかがしようかと。『CLYAMORE』なんかは当分手放す気ないけれども、『放課後のカリスマ』とかもういいんじゃないかとか・・・。DVDに関しては授業用に買ったもの以外は、ほとんど攻殻機動隊とガンダムなのでこれも当分手放さないだろうなあと。特に本当にGUNDAM UCの作画のレベルはすごい。別にマニアでもプロのアニメ好きでもないので、僕は作画の乱れとかあまり気にならないタイプだったんだけれども、2006年シリーズの『エウレカ』なんかは確かに一時期水準が落ちたのかなあと、この半年一回ペースで映画を作成するGUNDAM UCを見ていて感じるようになった。
ただ、一番の問題はやはり良くも悪くも僕がミュージアム研究者であり、文化資源学所属だという出自である。つまり、「モノ」を収集し、分類するという作業に良くも悪くも憑かれているのである(苦笑)。