2013.11.13

第4回KoSACのお知らせ

次回12月のKoSACは、「アメリカの文化政策」をテーマとした書評セッションを開催する予定です。初回の立ち上げ、第2回では比較的大きなシンポジウム形式、第3回は現場での少人数のトークでしたが、今回はまたさほど大きな人数ではない状態で一緒に本を読んで議論が出来ればと考えています。奮ってご参加下さい。

第4回KoSAC「『アメリカはアートをどのように支援してきたか』書評会」のお知らせ

「KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture、通称コサック)」では、大学の街でもある「国分寺」を拠点に「社会」「芸術」「文化」などをテーマにしながら、毎回ゲストをお呼びしてお話を伺う機会を設けております。

その第4回目として、『アメリカはアートをどのように支援してきたか』の書評会を2013年12月18日(水)に開催します。これは2013年8月に刊行された『アメリカはアートをどのように支援してきたか:芸術文化支援の創造的成功』(タイラー・コーエン著、石垣尚志訳、ミネルヴァ書房)を課題図書とした書評セッションで、ゲストに訳者の石垣尚志さん(東海大学)、評者に小森真樹さん(東京大学大学院)と高橋かおりさん(早稲田大学大学院)をお招きします。

タイラー・コーエンは、『大停滞』(NTT出版、2011年、http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002156)や『インセンティブ』(日経BP社、2009年、http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P47740.html)、『フレーミング』(日経BP社、2011年、http://www.amazon.co.jp/dp/482224864X/)などの著作で知られる経済学者であると同時に、『創造的破壊』(作品社、2011年、http://www.sakuhinsha.com/politics/23343.html)といった文化経済学の著作も知られております。今回はコーエンの文化経済学的な側面に注目しつつ、アメリカのミュージアム研究、また日本の芸術文化支援などと関連付けて議論を進めていく予定です。みなさん、奮ってご参加下さい。

なお、当日までに以下の文献とサイトを読んで来られることをお勧めします。

・タイラー・コーエン著/石垣尚志訳『アメリカはアートをどのように支援してきたか:芸術文化支援の創造的成功』ミネルヴァ書房、2013年

https://www.minervashobo.co.jp/book/b114563.html

・Tyler Cowen’s Web Page

http://www.gmu.edu/centers/publicchoice/faculty%20pages/Tyler/

・石垣尚志さんによる紹介

http://d.hatena.ne.jp/ishigakitakashi/20130802/p1

・【書評】渡辺靖「間接助成で芸術活動支える」『朝日新聞』2013年10月13日

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013101300012.html

・【参考】田中秀臣「稲葉振一郎&栗原裕一郎「タイラー・コーエンと日本経済論」のメモ」

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20131018

■日時:2013年12月18日(水) 19:00~21:00

■場所:東京経済大学国分寺キャンパス第三研究センター321研究集会室

http://www.tku.ac.jp/campus/institution/kokubunji/

・同キャンパス正門を入り直進。最初に右手に見える2号館で右折すると、2号館の裏にある建物の2階

■話題提供者:石垣尚志(東海大学)

■評者:小森真樹(東京大学大学院)、高橋かおり(早稲田大学大学院)、

■司会:加島卓(武蔵野美術大学ほか)、光岡寿郎(東京経済大学)

■参加方法

(1)お名前(2)ご所属(3)自己紹介を140字程度で joinkosac(at)gmail.com (atを@マークに変えて下さい)までお送り下さい。当日参加も歓迎いたします。

■問い合わせ

e-mail: joinkosac(at)gmail.com

■URL

http://d.hatena.ne.jp/oxyfunk/

https://toshiromitsuoka.com/

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