武蔵野数百万人の皆さま、半年ほど主催者ともに忙しく休眠状態でしたが、KoSAC再開いたします。今までは、主に僕がアートと仕事をテーマに会を開いていたのですが、今回は「デザイン」とお仕事をテーマに開催します。ゲストの加藤さんは、お目にかかる頻度は1年や2年に1度ぐらいのペースなのですが、10年以上前からお付き合いがある方で、ゆっくり話を伺える機会はとても嬉しく思っています。加藤さんは研究者からすると、何より書いた物を読めるデザイナーですので、是非単著の際には装幀をお願いできたらなあとずっと感じている方です。久し振りの武蔵美開催ですので、ちょっと遠いですがお時間許す限りおいで下さい。
■第8回KoSAC「デザイン×キャリア×ネットワーキング」
「KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture、通称コサック)」では、大学の街でもある「国分寺」を拠点に「社会」「芸術」「文化」などをテーマにしながら、毎回ゲストをお呼びしてお話を伺う機会を設けております。
第8回のテーマはデザインに関わるキャリア形成です。20世紀後半になると、「デザイン」という言葉は幅広い領域で使われ、その意味も拡がっていきました。また20世紀末からはコンピュータが普及し始め、「デザイナー」として働ける機会も増えました。こうしたなか、デザインに関するキャリア形成も多様化し、プロジェクトやコラボレーションを通じて行われるようにもなりました。そこで今回は、「ラボラトリーズ」の代表取締役で、グラフィック・デザイナー/アートディレクターの加藤賢策さんをお招きして、今までに手がけてこられたお仕事や、現在にいたるまでの働き方の変遷、その過程で培ってきたネットワークなどについて、具体的なエピソードを交えてご紹介頂こうと考えています。
加藤さんは武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザインコース修了後、視覚デザイン学科研究室の助手を経て、2006年に「東京ピストル」を設立。2013年7月には株式会社「ラボラトリーズ」を設立し、グラフィックデザイン、ブックデザイン、WEBデザイン、サインデザインなどを手がけています。主な領域はアート・建築・思想で、最近では『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』(ゲンロン、2013年)や『mau leaf』(武蔵野美術大学、2012年~)といったお仕事も手がけております。今回はデザインの最新動向というよりも、デザイナーとして様々な人とどのようにお仕事されているのかという話が中心になるかと思います。
これから仕事としてデザインに携わりたい方、また既にデザイナーとして働かれていたり、デザイナーと一緒に仕事をする機会のある方、さらには日本のデザインについて研究をされたいと考えている方にとっても貴重な話が伺える機会になると思いますので、奮ってご参加下さい。
なお、今回のゲスト加藤さんの代表的なお仕事は以下をご覧下さい。
■日時:2014年11月5日(水)18:00~20:00
■場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス9号館5階 515教室
http://www.musabi.ac.jp/access/map/
※西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩で約20分/JR中央線「国分寺」駅北口よりバスで約20分
http://www.musabi.ac.jp/access/
■話題提供者:加藤賢策(ラボラトリーズ)
■司会:加島卓(武蔵野美術大学ほか)、光岡寿郎(東京経済大学)
※今回は武蔵野美術大学の科目「メディアと情報II」の特別講義との共催になります。
■参加方法
(1)お名前(2)ご所属(3)自己紹介を140字程度で joinkosac@gmail.com までお送り下さい。当日参加も歓迎いたします。
■問い合わせ
joinkosac(at)gmail.com (atを@マークに変えて下さい。)
■URL