2015年度初めてのKoSACのお知らせです。今回は、KoSACの共同運営者の一人である東京経済大学の光岡が寄稿した『発表会文化論―アマチュアの表現活動を問う』(青弓社、2015年)の書評会をトランスアジアポピュラー音楽研究会、および東京芸術大学の毛利研究室との共催で開催します。詳細は以下の通りですが、参加頂ける方は、KoSACのいつものアドレスではなく、書評会用の(e-mail:happyoukaiculture@gmail.com)へご連絡頂ければと思います。休日開催ですので、普段平日は参加するのが難しいという方も奮ってご参加下さい。
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日時:2015年5月24日(日)15:00〜18:00
会場:東京芸術大学 千住キャンパス 第一講義室(東京都足立区千住1-25-1)
(URL: http://www.geidai.ac.jp/access/senju)
参加費:無料
申し込み:不要(ただし、当日のレジュメの準備などがあるため、事前に参加の旨をご一報いただけると助かります。事前の連絡先:happyoukaiculture@gmail.com)
開催趣旨:
『発表会文化論』の出版にあたり、書評会を開催することになりました。サブタイトルにもあるように、同書はアマチュアの表現活動について、さまざまな角度から議論を交わした本です。もちろん、あらゆる表現活動を網羅することは不可能で、当然のことながら同書で扱いきれなかった分野もあります。とはいえ、たとえ分野は異なっても、アマチュアの表現活動を取り巻く状況には共通する点が多々存在します。本書は、これまで、しばしば見過ごされてきた(あるいは自明のものとされていた)アマチュア文化の実践領域において、新しい分析の枠組みを提供していると考えています。今回の書評会は、本書で議論された「発表会」という形式を意識しつつ、ここで提示された新しい問題構成とその分析について、さまざまな研究領域、さまざまな世代の研究者を交え議論をしようという試みです。
まず、同書で取り上げることができなかった分野を専門にしている研究者や同書に興味を抱いた大学院生がコメントを行ないます。そして、それぞれのコメントを受けて、執筆者には報告ごとに応答してもらいます。そのうえで、会場のみなさんとディスカッションの時間を設けたいと思います。
この書評会はどなたでもご参加いただけます。事前に『発表会文化論』をご一読いただけると幸いですが、「予備知識」なしでの参加も歓迎します。ぜひご参加下さい。
登壇者:
-書評者=吉澤弥生(共立女子大学)、高橋かおり(早稲田大学)、飯田豊(立命館大学)、調文明(日本女子大学)、浅野裕貴(東京芸術大学大学院修士課程)、今井祐之(東京芸術大学大学院修士課程)
-応答者(本書執筆者)=宮入恭平(法政大学)、薗田碩哉(余暇ツーリズム学会監事)、歌川光一(名古屋女子大学)、光岡寿郎(東京経済大学)、早稲田みな子(東京芸術大学)
-司会=毛利嘉孝(東京芸術大学)
タイムテーブル:
15:00~15:10 書評会の主旨説明(毛利)、『発表会文化論』概要説明(宮入)
15:10~16:10 報告①(吉澤、飯田、浅野)+執筆者の応答
16:10〜16:20 休憩
16:20~17:20 報告②(高橋、調、今井)+執筆者の応答
17:20~17:50 フロアとのディスカッション
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主催:トランスアジアポピュラー音楽研究会+東京芸術大学 毛利嘉孝研究室
共催:KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture)
問い合わせ:mouri@ms.geidai.ac.jp(毛利)