みなさま、大変ご無沙汰しております。
このすっかりご無沙汰の間に、1冊本を書いてみたのですが、幸い東京大学情報学環の院生の皆さんに書評会を開催して頂くことになりました。
それぞれ忙しくなかなかKoSACやろうという雰囲気になれないなか、ありがたいことに共催というかたちで開催させて頂きます。現状、書評会はこの1回しか予定されていませんので、もしご関心があるようでしたら、是非ご参加ください。忌憚ないご批判を頂いて、生産的な議論ができればと考えています。以下、紹介文です。
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このたび、6月に『変貌するミュージアムコミュニケーション:来館者と展示空間をめぐるメディア論的想像力』(せりか書房)を出版された光岡寿郎氏をお招きし、同書の合評会を開催することとなりました。同書は、英米圏のミュージアムにおけるコミュニケーション概念の歴史的変遷を描き、ミュージアムを多様なコミュニケーションを媒介するメディアの構造体<メディア・コンプレックス>として捉え直したものです。評者には、それぞれメディア研究、ミュージアム研究、学習研究と異なる研究分野を持つ皆さんにご登壇頂き、ご自身の問題関心に沿って、論点の共有を図ってもらいます。その後は、光岡氏からの応答に留まらず、参加者の皆さんと活発な意見交換ができればと考えています。本会は、公開研究会です。ミュージアムをフィールドに、まさに学際的な議論が展開されるはずですので、奮ってご参加ください。
日時:2017年8月5日(土)15:00-17:00
場所:東京大学本郷キャンパス 福武ホール1階 会議室
赤門を入って左折。手前に見えるコンクリート建築の一階。会場は施錠されておりますので、時間に遅れる方は問い合わせメールアドレスまでご連絡下さい。
詳細:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
登壇者
評者 飯田豊(立命館大学産業社会学部准教授)
潘夢斐(東京大学学際情報学府博士課程)
杉山昂平(東京大学学際情報学府博士課程)
応答者 光岡寿郎(東京経済大学コミュニケーション学部准教授)
司会 藤嶋陽子(東京大学学際情報学府博士課程)
共催 東京大学大学院学際情報学府学生有志(藤嶋陽子・潘夢斐・杉山昂平)/KoSAC
参加無料・一般参加歓迎(会場準備の都合上、下記まで事前のご連絡をお願いいたします)
※終了後、懇親会を予定しております。(本郷周辺)
申し込み方法
7月28日までに、下記の問い合わせ先アドレスに下記を記載のうえお申込み下さい。
① お名前 ②ご所属 ③連絡先emailアドレス ④懇親会参加の有無
問い合わせ先 藤嶋陽子 yokofujishima[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp