11月25日に、早稲田大学の伊藤守さんの新著の書評会を企画しました。会場の都合上、20名前後の小さな研究会を予定しており事前申し込みを勧めておりますが、ご関心をお持ちの方は是非いらして下さい。
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昨10月7日に出版された『情動の社会学−ポストメディア時代における“ミクロ知覚”の探究』の書評会を11月25日(土)に開催いたします。
著者の伊藤守さんは、ブライアン・マッスミが提起した「情動(affection)」概念の重要性にいち早く注目し、この観点から現代社会におけるメディアや権力のあり方を幅広く議論されてきました。今回の『情動の社会学』は、2013年に出版された『情動の権力−メディアと共振する身体』(2013年、せりか書房)に続いての成果となります。
評者には、『メディアのミクロ社会学』(1989年、筑摩書房)など、これまでメディアや現代文化について数多くの著作を発表されてきた渡辺潤氏、また日本近代を中心とした政治・社会思想を専門とする川村覚文氏を迎え、それぞれの学術的背景から本書の意義を検討して頂きます。評者と著者の間での対話をきっかけに、会場の皆さんとも活発な議論を共有できればと考えております。秋が深まり、寒さも強くなる時節かと思いますが奮ってご参加下さい。
■日時:11月25日(土) 15:00〜17:00
■場所:東京経済大学国分寺キャンパス第4研究センター4422研究集会室
国分寺キャンパス正門を入って直進。突き当たり右側にある図書館の4階です。入口は図書館とは別ですので、図書館を正面にして「第四研究センター」と書かれている入口からエレベーターで4階に上がって下さい。上がると正面に地図がありますので、4422研究集会室の位置をご確認下さい。構内の地図はこちらをご参照下さい。
■評者 渡辺潤(東京経済大学)、川村覚文(関東学院大学)
■応答者 伊藤守(早稲田大学、『情動の社会学』著者)
■司会 光岡寿郎(東京経済大学、書評会企画者)
■参加方法 (1)お名前、(2)ご所属、(3)懇親会参加の有無、(4)自己紹介を150字程度で、e-mail: mitsuoka(at)tku.ac.jp(atを@マークに変えて下さい)までお送り下さい。
■問い合わせ e-mail: mitsuoka(at)tku.ac.jp(atを@マークに変えて下さい)