今月は、ほぼ20か月ぶりに本を含めてインプットのための時間をまとまってとることができた。職場の持ち回り職が3月で任期を終えるからである。僕のまわりには行政職のなかでも旺盛な研究意欲を保てる心から尊敬すべき研究仲間もいるのだけれども、正直もう研究者でいるのか、学内行政職に向かうのかギリギリの気持ちには昨年末陥っていた。
ところで、僕は比較的英語読みの研究者という分類になっているんだろうけれども、その背景となっている知識として不足し始めたなという感覚がこの1,2年あったので、今月は久しぶりに大陸の研究者の訳書を読んでいた。 (さらに…)