何度か継続的に開催していくなかで、KoSAC単体のウェブサイトを持つつもりではいるのですが、記録の記憶が忘却するのが怖いので、取り急ぎ光岡の「私的」なレポートを掲載しておきます。
2013年8月29日(木) 18:00~19:45 東京経済大学第三研究センター321研究集会室にて開催しました。最初は10名に満たない程度の人数で始まりましたが、大体当初の想定通り15名程度の参加者がありました。
最初に会の共同発起人であり初回のコーディネーターを務めた光岡から挨拶。その後、東海大学の加島卓さん、光岡からそれぞれ「現在の社会認識/社会の高学歴化」、及び「東京におけるテーマベースのコミュニティ形成」の視点から、会の狙いを15分程度ご紹介させて頂きました。その上で、東京理科大学の天内大樹さんからは建築における同様の取り組みを「人文建築会」の経験を中心に、文化研究ファッション機構の工藤さんからは、ご自身が関わられている幾つかのファッションのトークイベント、及び書籍刊行の動きの流れについてご説明頂きました。
光岡のマネージメントのミスもあり、プレゼンテーションの後の対話の時間を十分に取れなかったのは少し反省点ではありますが、一口に「芸術文化」の領域であっても、「アート」、「デザイン」、「建築」、「ファッション」それぞれのジャンルに固有の場の形成のされ方、言葉の紡がれ方が「見られそうだ」という論点は継続して考えていっても良いテーマだと感じました。加えて、そこに関わる「教育」-それは、歴史的に、また教育制度的な観点-の問題も重要な論点だという印象を受けました。僕個人としてはは、ご参加頂いた方がそれぞれご自身の課題を抱えて会場にいらして頂いた感じがあって、KoSACが継続していくなかで、その課題への手がかりや答えが見つかる場になっていけばと願っています。
ここからはお願いもかねですが、何度か継続していくなかで各回の記録(写真、会の概要)などは、僕らも含めご参加頂いた方でボランタリーに持ち回りで続けていけるような体制にしていければと考えています。何せ二人で運営している小さな会ですので。ということで、しばらくはこのようなコーディネーターのレビューでご勘弁下さい。引き続きよろしくお願いいたします。